公認会計士のキャリアアップについて

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公認会計士のキャリアアップについて



昨今の大手監査法人の状況悪化に伴い、公認会計士の転職希望者が増え続けております。
そんな中、公認会計士の方がどのようなキャリアアップが可能なのか、今回は考えてみたいと思います。


【監査法人の現状と今後の展望】
上場会社、上場準備会社の減少、監査のIT化が進む事により、監査法人は人員の削減や
残業時間のカットなどが進んでおり、監査法人の数も減少する可能性があります。
監査業務が無くなる事はありませんので、一定数は必ず残りますが、
大規模な業界再編などの変化が訪れるかもしれません。

【公認会計士のキャリアアップの手段】
公認会計士のキャリアアップの手段として
@独立をする
A監査法人や会計事務所のパートナーになる
Bコンサルティング会社で活躍する
C一般企業の経理・財務部などで活躍する

などが挙げられると思います。

監査法人経験のみの方はご自身のキャリアがどこまで活かせるか、イメージしにくいかもしれません。
しかしながら、5年後や10年後にご自身が行っていたい業務内容や地位を具体的にイメージし、
その為に今どのようなスキルが不足しているかなどをより具体的に、そして明確にイメージする事によって、
監査法人からのキャリアアップも可能です。

【キャリアアップのイメージ】
@独立する場合
最終的な目標として、独立を掲げている公認会計士の方は依然多いと思います。
独立をした場合、まずは1人で事務所を立ち上げるケースが多いと思います。
また昨今では3名程の資格者が集まり、合同事務所を開設するケースも多いようです。
いずれにせよ、IPOやM&Aコンサルティングなどの強みを持って独立をしていけば、
顧問先の増加、売上の増加によって、事務所経営は軌道にのり、規模を拡大する事も可能になっていきます。

A監査法人・会計事務所のパートナーになる場合
組織で昇格をしていくには、実績が必要です。その為にも英語力や経営コンサルティングなどの
強みを持っておく事によって、顧問先から評価を得られる、売上に貢献出来る。
あるいは組織には無いサービスを持ちこんでいく事によってそのサービスの責任者などになり、
そこで実績を上げて、ステップアップをしていきます。

Bコンサルティング会社で活躍する場合
コンサルティング会社にも会計系、システム系、IT系、戦略系など様々な種類があります。
ただ公認会計士の方が活躍するにあたっては、会計の知識、経験を活かした会計系コンサルタントとして
活躍する機会が一番多いでしょう。若い方であれば、独自のコンサルティングノウハウを持つ
戦略系コンサルティングファームなどに転職する事も可能です。

C一般企業の経理・財務部などで活躍する場合
一般企業の経理・財務部などは会計事務所とは違い「売り上げを出さない部署」になります。
したがって、そこで急激な給与アップなどはなかなか見込めません。
しかしながら、将来的には経理部長や子会社のCFOになっていくなど、着実にステップアップしていく事が可能です。

【公認会計士がキャリアアップをする為に】
@独立する場合
多くのケースで独立当初は、一人で事務所を運営するので、中小企業、個人向けに税務業務を行っていく事になるはずです。なぜなら、上場企業や上場準備会社には、会計事務所が顧問先としてついていますので獲得が困難ですし、人手不足などの要因から、大手企業を担当し、監査業務やIPO業務を行う事は難しいからです。 税務は、顧問契約を取り付けられれば、定期的な報酬が見込めるようになる為、安定した事務所経営を行う事が可能になります。監査法人で監査業務のみを行ってきた公認会計士の方にとっては、税務の経験が乏しいので、独立する為には、税務を身に付ける必要があります。税務を身に付けるには、当然、会計事務所へ転職する事をイメージすると思います。そうすれば、税務も含め、中小企業向けのコンサルティング業務のノウハウも吸収する事が出来るでしょう。

ただし、昨今の公認会計士の方向けの会計事務所求人は非常に少ない状況です。なぜなら、過去に会計事務所へ転職をされた公認会計士の方が、税務申告を覚えてすぐに、独立に向けて離職してしまうケースが多々あり、会計事務所側に早期退職をされる懸念を生むようになったからです。また、税務が行える会計事務所の求人は、監査法人での監査経験のみの公認会計士の方にとって、今までの経験が活かせない事からも、給与が大幅にダウンしてしまう事も覚悟する必要があります。

昨今の規模の大きい会計事務所では、分業化が進んでおり、各資格者の強みを活かす事で拡大を行っている傾向にあります。ですので、そのような事務所での公認会計士の方向け求人は、税務を担当させるというよりは、経営コンサルティングに重きを置いて担当させる事が多いです。転職当初は経営コンサルティングを行いながら、いずれ税務を覚えていくというのも一つの方法だと思います。

A監査法人・会計事務所のパートナーになる場合
会計事務所のパートナーを目指すにあたっては、現段階ではどちらかと言えば、税務では無く公認会計士としてのコンサルティング能力を身につけていく必要があります。パートナーとしての地位があるほどの事務所については比較的規模も大きく、業務が基本的に分業化されており、税理士は税務、公認会計士は経営コンサルティングなどと、内容が分かれているからです。会計コンサルタントとして実績を上げ、マネージャーなどに昇格し、マネジメント能力も身につけて行けば、パートナーとしての道が開けて行くでしょう。監査法人でパートナーになる場合は、クライアントからの信頼、部下のマネジメントで実績を上げていく事によって、昇格が実現出来るはずです。

Bコンサルティング会社で活躍する場合
コンサルティング会社については、会計知識を活かして転職を成功させ、転職をしたコンサルティング会社独自のノウハウも確実に身に付ける事で、総合的なコンサルティング能力を上げる事が可能です。まずは、会計コンサルタントとしての地位を確立していく必要があり、求人も比較的多数あります。

C一般企業の経理・財務部などで活躍する場合
一般企業に転職する場合は、単に経理のエキスパートとしてでは無く、公認会計士として培ってきた内部統制スキルや今後ニーズが高まる国際会計基準についての知識などを活かして転職をしていけば、比較的給与も下がらず転職が出来る可能性もあります。また、それ以外にもM&Aを行っている経営企画室の求人など様々なポジションで転職の道があり、理想のキャリア像に近づけるかもしれません。

いずれにせよ、ご自身のキャリアビジョンが大切になってきます。
公認会計士として今後どのように活躍をしていきたいのか?より具体的に、そして明確にキャリアビジョンをイメージして、次に進むべきステップを考えていきましょう。

公認会計士転職ナビではこのようなキャリアアップについてのご相談も、皆様の目線に立って、ベストな転職が出来るよう、ご支援させて頂いております。お気軽にお問い合わせ下さい。
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